CMディレクター仲野哲郎の「シズル」って何?①
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「シズル」を辞書で引いてみました。(辞書なんて何年ぶりでしょうか。)
名詞の単数形で「ジュージュー」。 sizzle hot の翻訳は「うだるように暑い」。
(研究社 ライトハウス英和辞典)
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ちなみに、広辞苑 第6版には掲載なし。
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ネットの辞書だと、
《原義は、油で揚げたり、肉を焼いときに「じゅうじゅう」と音を立てるさまの意》英語の擬音語。動詞。
転じて、食品の味わいを想起させる、ビールの泡、肉や魚の焼き目などの写真・映像や図案。
広告において、消費者の五感に訴えて購買意欲をそそる手法。
さらに、食品に限らず企業・商品など対象物の魅力や価値という意味にも使用されることがある。
となっています。
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Sizzle をつけると誇張する言い回しになるんですね!発見です!
「sizzle Beautiful」とか「sizzle big」なんてのはないんでしょうか?
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もともとは英単語の「ジュージュー」とかの擬音単語。
そこから派生して、(日本では?)見る人の食欲をそそるような表現に対して
使われていってんですね。
どんどん意味が広がっていって、その商品らしさとか企業らしさも「シズル」で
表現できますし。
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「シズル感」とか「シズってる」とか「シズリー」等。。。
「これ、商品シズル出てるねー」なんて言い方を聞いたリします。
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とても面白い言葉ですね。
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追記:
「What’s sizzle」の最初のページなので、
なぜ?このメモみたいなページを作ったか書いておこうと思います。
たぶん、理由は2つあって、
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1つ目は、
仕事柄「とにかく美味しそうに撮ってください」。
「ビューティでお願いします」。
「カッコよく撮ってくださいね」。などなど。。。お願いされることがあります。
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そうお願いされることは、とても光栄なことです。
少しでも、期待に答える努力をします。
「1円でも多く利益を生み出す」
「企業・商品のイメージが少しでも心地よく」なって欲しいと思っています。
「CMで応援できるといいな」と。
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そこで期待に答えるためには、
自分の中にその感情の答えが必要だと思ったこと。
なんとなくの「美味しい」「美しい」「カッコいい」ではなく、
その感情がどういうものなのか答えが知りたくなった。というのが
1つ目の理由です。
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2つ目は、
ムサビ時代に在籍した基礎デの存在が大きい気がします。
英語だとScience of Designです。
基礎デの教育研究上の目的には、こうあります。
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”基礎デザイン学科は、社会形成・環境形成に関するあらゆる活動を対象とする領域横断性を
標榜するデザイン学科である。変化する社会や世界を見すえ、既存の領域や方法にとらわれない、
やわらかく創造的な頭脳と知性の育成を目指しており、デザイン諸問題を、先端的な造形と科学の双方、
かつ学際的な思考の基盤から把握し、構想へと導ける人材の育成を目標としている。”
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・先端的な造形と科学、かつ学際的な思考の基盤から構想へと導ける人材の育成。
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思考の基盤を作って構想へと行動していくんです。
小難しい事を書きましたが、
研究しながら映像を作っていく。
勉強しながらアウトプットをしていく!
そのスタンスが性に合っている。そういうことかもしれません。
そして、この「Wkat’s sizzle」はその研究のメモページです。
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日々のCM制作に活かしつつ、
いつか、まとめて本を出版したいと思っていますが。。。