CMディレクター仲野哲郎の「シズル」って何?⑩
今日は、前回書いた「おふくろの味の美味しさ」について
思い出したことがあったので書いておきます。
辰巳芳子DVD 「いのちのスープ」 (CHUROKU)
辰巳芳子:料理研究家。料理研究家の草分け的存在である母・辰巳浜子の志を継ぎ、
家庭料理、西洋料理の研究を行う。「あなたのために-いのちを支えるスープ」(文化出版局)が有名。
このDVDの中で辰巳さんは家庭料理について語っています。
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「親が子供に家庭で料理を作ってあげることは、いのちを守ってもらえている。
という安心感を与えてあげられる。美味しい、不味いより大切なことです」
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なるほど!
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「おふくろの味の美味しさ」は生命を維持してもらえるという
安心感からくるものなのなんですね。
辰巳さんの言葉で納得がいきました。
食事は生命維持が基本ですから。
味だけの美味しさといよりも心からくる美味しさというのも
間違いなく存在しているんですね。
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母の味を求める夫をマザコンの一言で片付けている主婦の皆さま。
「母の味は命を守っていたものなので、別枠なんです」。
致し方無いんです。