CHEF’S TABLEより フランシス・マルマン
CMディレクター仲野哲郎の「シズル」って何?20
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NETFLIIXのオリジナル番組「CHEF’S TABLE」。エミー賞の候補作品にもなっています。
有名料理人のドキュメント映像。有名料理人版「情熱大陸」とでもいいましょうか。。。
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今日はその中から、パタゴニア出身でアルゼンチンで「パタゴニア・スール」というレストランの他、
世界で9店舗のレストランを経営するシェフ「フランシス・マルマン」を取り上げます。

このおじさん。。。男前なんですよ。いうことがイチイチ男前。

帽子を取るとお茶目ですね。。。
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それはさて置き、このフランシス・マルマン。
自由を愛してます。生き方が男前なんです。
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では男前のセリフを少しどうぞ
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「僕が今やっていることは自由に大きく関わっている。僕は自由を愛している。
今、僕は野外で働いている。星空や太陽の下、焚き火で料理をしているんだ。
これは特別なことだよ」
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「火には僕たちが生まれながらに持っている原始的なものがある。
生まれたときに僕たちの中にあるものが火にはあるんだ。
君がニューヨーク生まれで野生の中で暮らしたこともなく、
焚き火も見たことがなかったとする。でも火を見た日、君はその中にある
何かを理解すると僕は信じている。
なぜならそれは僕たちの進化の中にあるから。それは僕たちとずっと一緒にあり続けているんだ」
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「今の若い人たちは、料理をモダンキュイジーヌに進化させたがる。
何もないところからモダンな料理を作ろうとするんだ。
過去や歴史、料理の真実を全部忘れてね。それはよくないと思う。
芸術家のことを考えてみよう。たとえば、ピカソだ。キュビズムを生み出す前、
彼は人体を完璧に描写していた。でもそれが今の料理界にはない。
みんなすぐにモダンなものに飛びついてしまう。これは有害だと思うよ」
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「分子ガストロノミーには苛立つね」
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「僕の弱点は毎日、人生に誘惑されること。
僕はすべてに対してとても熱狂的なんだ」
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「僕は自分で焼いた黒パンを持って旅をする。大きくて分厚くて四角いパンだ。
朝食にはこのパンのトーストにバターとジャムをつけ、ブラックコーヒーと
一緒に食べる。これが僕のお気に入りだ」
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もちろん、料理の腕はトップクラス。国際ガストロノミー学会で最優秀賞も受賞しています。
しかし、私が面白かったのは、フランシス・マルマンの料理は本能を刺激する
美味しさがありそうなところ。見た目が「美味しそう」なんです。
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火の持つ美味しさを視覚でも感じるんです。「豪快で美味しそう」「香ばしそう」と。
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これがマルマンの言う自由なのか?本能なのか?。。。










美味しそうなんです!見た目が!!!コゲが!!!ザツさが!!!
炎の持つ香ばしいカオリが画面から伝わってきます。
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炎ってやっぱり美味しそうなんですよね。鰹も藁焼きの方が美味しいし、
焼き鳥も炭火の方が断然美味しい。そういうことです。
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マルマンは映像の最後にこう言います。


男前。。。
「考えるんじゃない」。自由に「美味しいもの」を作ればいいのだ。
「考えるんじゃない」。自由に「美味しそうなもの」を撮ればいいのだ」
と言われている気がしました。
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フランシス・マルマン。「惚れてまうやろ」です。