CMディレクター仲野哲郎の「シズル」って何?41
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とても面白い本「人間は脳で食べている」伏木亨さん著 ちくま新書
今日は、「4つのおいしさ」からメモです。
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”美味しさの4本柱
1:生理的な欲求に合致するものは美味しい。
2:生まれ育った国や地域、あるいは民族(宗教)などの食文化に合致するものは美味しい。
3:脳の報酬系を強く刺激してやみつきになる。
4:情報が美味しさをリードする。
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この4つでおいしさは分類できるそうです。
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1:生理的な欲求に合致するものは美味しい。
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生理的な状態によって最も必要な栄養素の種類や量は異なる。
喉が乾けば、ビタミンよりもまず水だ。腹が減ったらご飯の時間。
寒い冬は鍋で温まり、暑い夏は冷やしたスイカやみずみずしいトマトやキュウリが食べたい。
生理的にピッタリのものは「美味しい」。
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動物や人間は生理的に欠乏している栄養素や物質がわかる。
緊急に必要な栄養素を含む食べ物は何でも美味しいのである。
「これが、生理的なおいしさである」。
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生理的なおいしさの例はいくらでもある。おいしさの基本だからだ。
運動させたネズミは甘味を欲しがる。
甘味は運動によって消費したエネルギーと血糖を補給するための糖質の味である。
甘いものが欲しくなるのは糖を求めているからと言える。
人間でも疲れるとすぐエネルギーになる甘いものや、同じくエネルギーに代わりやすいクエン酸の豊富な果実が欲しくなる。
「夕方に事務机の引き出しのチョコレート食べる人います」。
「運動選手がレモンをかじるのを見たことがあります」。
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生理的な欲求を満足させることでおいしさが得られる。
空腹、渇き、栄養素のアンバランスや欠乏、疲労など、
極端な生理状態に置かれた場合では、この要因が最も強くおいしさを左右する。
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お腹を減らしてスーパーマーケットに行くといろいろ買ってしまう。
反対に、満腹で食料品売り場へ行ったら何も買う気がしなくなる。
空腹感が無意織にエネルギーになりそうな食材を欲求させる。
お腹がぺこぺこならば、調理されてすぐに食べられるものや、脂っこいもの、焼き肉などに目がいく経験をした人もいるだろう。
「コロッケ。あんまりお腹が空いていたので揚げたてのを買って帰りに食べてしまいました。空腹のときのコロッケって本当においしい」「そんなとき、私は、豚まん。人目を忍んで車の中で食べる味は最高」典型的な生理的おいしさである。このように、動物と共通の生理的なおいしさは万人共通である。”
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必要な栄養素・物質。それを補った時、人間は「美味しさ」を感じる。
当たり前なんだけど、一番大事な基本なんですよね。
「空腹が一番の調味料」。広告にも上手く取り入れたいですね。