CMディレクター仲野哲郎の「シズル」って何?100
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ダン・ジェスティをご存知でしょうか?
元NOMAのヘッドシェフとして、世界NO.1レストランを導いた料理人です。
彼が、アメリカに戻ってから行っていることが、とても素晴らしかったので
メモしておきます。
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”ジュスティ氏は以前、「ノーマ」でヘッドシェフとして働いた人物で同レストランを離れた後、
学校給食の改善を使命とする「ブリゲイド(BRIGAI)」という自分の事業を立ち上げました。
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多くの学校給食には予め調理した、調理室では袋から出して温めるだけの料理がたくさん使われています。
こうした料理は、「食事に対する、こだわりに対する、お粗末な言い訳に過ぎない」と「ブリゲイド」では判断しているようです。
そこで彼らは学校の調理室にシェフを常駐させることで、生徒たちが口にするものに変革を与えようとしているのです。
「ブリゲイド」のシェフたちは学校の調理室で、本物の生の素材を使った料理をいちから準備しているそうです。
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ジュスティ氏は手始めに、米コネチカット州のニューロンドン学校区にある6つの学校で、「ブリゲイド」の活動を開始しました。
彼はここで、意味のある影響を与えることができると考えたようです。
「コネチカット州は昔からとても裕福な州だが、また統計的に富裕層と貧困層との差がもっとも大きい州でもある」とジュスティさんは説明しています。
また、「ニューロンドンの子供たちの4人に1人が貧困層で、また3600人いる生徒のうち70人は法的にホームレスの状態にある」ともジュスティさんは話します。
これを別の言葉で言うなら、「多くの子供たちが食事に関して学校頼みということで、学校給食はこうした子供たちが口にする唯一の食事」ということになります。
「きちんとした食べ物を口にするだけの価値は、すべての人にある」とジュスティ氏は加えてコメントしています。
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「ひと晩に45組の客をもてなすことで得られる幸福感以上のことが、他に絶対あるはずだ!」と考えるようになった源もまた、同様のスキルと野心だったのです。
そうなのです、ジュスティ氏の思いの大きな変化があったのではなく、「たくさんの人たちに美味しく正しい食事を提供したい、しかも、自分のやり方で…」という思考の芯は少しもブレていないのです。”
(出典:esquire.com)
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セレブを喜ばした後は、子供たちを喜ばそうと給食を改革していったんですね。
素晴らしい試みです。
