CMディレクター仲野哲郎の「シズル」って何?55
今日からは、またまた面白いテーマ「おいしい」となぜ食べすぎるのか
山本隆さんの著書です。大阪大学の教授で脳科学と味覚生理学が専門のようです。この本も読みやすく楽しい本でした。
今日は、その中から「好き嫌い」をメモします。
”好き嫌いというのは、対象物に対する嗜好性の概念(距離感)です。
この概念は、その都度フラフラと動くものではなく、長期的に固定された概念です。
そして、食べ物の好き嫌いの発現におけるもっとも大きな決定因子は、おいしさ、まずさの感情です。
もっと一般化すれば、食べたときの快感、不快感です。
つまり、繰り返しの快感、不快感が伴うと、好きになったり嫌いになったりするのです。
繰り返しの摂取でいつもおいしかったものは好きになり、
逆にまずかったもが嫌いになるのです。”
”ある食べ物を食べた後で不快な経験をすると、その食べ物の味や匂いを記憶に留め、
嫌いになる学習もあります。
特に、食後に吐き気を催し体調が悪くなるとになると、1回の経験で長く強く持続する嫌悪を獲得します。
これは、体を危険物がら避けようとする防御反応とも解釈できます。
このような生体防御反応とは別の意味で、イヤな思い出と結びついたものが嫌いになる場合いがあります。”
風邪の時に味噌煮込みうどんを食べて具合が悪くなって以来、長い間 味噌煮込みうどんが苦手だったこと。
親が牡蠣にあたって具合を崩すのを見たことで、生牡蠣が苦手だったこと。
防御反応によるものだったんですね。。。
記憶恐るべしっ!!